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電話ボックス?中は「図書室」 四日市の商店街、地元出身建築家デザイン

2021年4月17日 05時00分 (4月17日 05時01分更新)
公衆電話ボックスを改修してできた「ユースド・ブック・ボックス」=四日市市の諏訪新道商店街で

公衆電話ボックスを改修してできた「ユースド・ブック・ボックス」=四日市市の諏訪新道商店街で

  • 公衆電話ボックスを改修してできた「ユースド・ブック・ボックス」=四日市市の諏訪新道商店街で
  • 「ユースド・ブック・ボックス」の利用を呼び掛ける杉野さん=四日市市諏訪町のスギノトーキで
  • 本棚にあった、東日本大震災がテーマのエッセー。「あの日からもう十年。いま一度考えてみよう」とメッセージが添えられている=四日市市の諏訪新道商店街で
 四日市市中心部の諏訪新道商店街に、思い入れのある古本を持ち寄ったり、持ち帰ったりできる小さな「図書室」が登場した。廃止が決まっていた公衆電話ボックスを、地元出身の建築家と諏訪新道発展会がリニューアル。全国でも珍しい取り組みで「本を通じて地域の人たちがつながってほしい」と願いを込める。 (尾林太郎)
 お披露目されたのは、「USED BOOK BOX(ユースド・ブック・ボックス)」。幅と奥行きが約九十センチ、高さ約二百四十センチの電話ボックスを改修した。深緑色のレトロな外見で、中には木箱を約二十個積み上げた、かわいらしいつくりの本棚を備え付けた。箱ごとに小説や学術書、漫画や絵本などにジャンル分けされている。
 ボックスにある本は、自由に持ち帰りができる。持って帰る本と同じ数だけ、ボックスに置きたい古本を持ち寄るのがルールで、商店街の各店で受け付けている。本には次の読者へのメッセージとして、本の感想や見どころなどを付箋に書き込み、貼り付ける。「前の読者の表情を思い浮かべ、人とのつながりを感じてもらえるように」との思いを込めた。
 デザインは、東京を拠点に活動する同市出身の建築家石田祐也さん(3...

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