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ドクさん「奇跡の物語」を絵本化 京都の画家、作成費募る

2021年4月16日 16時00分 (4月16日 16時20分更新)
壁画を描いた後、写真に納まる沖谷晃司さん(左)とグエン・ドクさん(左から2人目)ら=2017年8月、ベトナムで 

壁画を描いた後、写真に納まる沖谷晃司さん(左)とグエン・ドクさん(左から2人目)ら=2017年8月、ベトナムで 

  • 壁画を描いた後、写真に納まる沖谷晃司さん(左)とグエン・ドクさん(左から2人目)ら=2017年8月、ベトナムで 
  • 「ぼくのお父さんはドクちゃん」に使われる原画。結合双生児として生まれたドクさんが、妻と子どもに囲まれる姿を描いている=NPO法人「美しい世界のため」提供
 双子の兄ベトさんと下半身がつながった状態で生まれ、ベトナム戦争被害の象徴といわれるグエン・ドクさん(40)。その半生を描いた絵本が、日本画家の沖谷晃司さん(49)=京都府=が理事長を務めるNPO法人「美しい世界のため」によって作られる。沖谷さんらはクラウドファンディングで作成費を募っている。 (沢井秀和)
 「日本やベトナムの人道支援活動が自分の命を救ってくれた。人道支援、平和活動の大切さを次世代に伝えることが私にとっての恩返し」。ドクさんのそんな思いが、絵本作りのきっかけとなった。
 絵本のタイトルは「ぼくのお父さんはドクちゃん」。ドクさんが、中学生となった長男のフーシーさんに語り掛ける形で物語が進む。
 ドクさんは結合双生児「ベトちゃんドクちゃん」として誕生。分離手術を経て病院職員として自立し、生活困窮者や障害のある人の支援もしている現在の様子も描かれる。絵本は縦二十八センチ、横二一・五センチで、三十六ページ。絵は日本画家の江原三保子さんが手掛ける。
 募金の目標額は三百万円。一口三千円で募り、絵本とポストカードが送られる。五十口以上の場合はドクさんとオンラインで交流できる。募金は始まっ...

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