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福井市 来月8日から接種 65歳以上の8万人対象に コロナワクチン 

2021年4月16日 05時00分 (4月16日 09時43分更新)
 

65歳以上の高齢者を対象に、20日から順次発送される接種クーポン券(見本)や2回分の予診票など=福井市内で

 福井市は十五日、六十五歳以上の一般高齢者八万人を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種スケジュールを明らかにした。接種クーポン券は二十日以降に順次発送し、個別、集団接種とも二十一日午前九時に予約をスタート。集団接種は市防災センターで五月八日、市体育館サブアリーナで同九日から始まり、個別接種は同十一日から各医療機関で実施される。
 ワクチン接種実施本部(本部長・西行茂副市長)の第三回会議で、ワクチン接種推進課の梅木照美課長が説明した。接種クーポン券は予約の混雑緩和のために年齢別で段階的に発送。八十五歳以上が今月二十日、七十五〜八十四歳が同二十六日、七十〜七十四歳が五月六日、六十五〜六十九歳が同十一日となる。
 予約は市のコールセンターで一元的に管理。原則二回分をまとめて申し込む。専用サイトでは二十四時間受け付ける。六月末までの予約ができ、五月中旬をめどに七、八月の予約枠を追加する方針。
 十四日時点で、個別接種を行う予定の市内医療機関は全体の63・7%に当たる百四十四施設。ワクチン供給の関係で、接種が始まる五月十一日の週は一日に接種可能な人数が五百人程度だが、六月上旬には千五百〜二千人に増える見通し。
 集団接種は、市防災センターが毎週土曜午後二〜五時、市体育館サブアリーナが同日曜午前九時〜正午、午後二〜五時(高校総体開催期を除く)。防災センターは最大で百二十人、サブアリーナは二百四十人の接種が可能。 (北原愛)

 バス送迎や医療従事者出向 中山間地域の地区に

 中山間地域の高齢者接種について、福井市は近隣の医療機関へのバスでの送迎や、医療従事者らが出向いての巡回接種を実施し、接種機会を確保する考えだ。
 バス送迎を行うのは越前海岸地域の棗、鷹巣、国見、一光、越廼の五地区。接種対象者は二千三百人で、福井総合病院で五月下旬〜六月下旬に予定している。
 医療従事者らが地区内の施設に赴くのは殿下、美山の一部。殿下地区の対象者は二百二十人で、五月下旬〜六月中旬に殿下福祉センターかじか苑を接種会場にして実施する。美山地区では芦見、上味見、下味見の三区に住む三百六十人が対象で、美山公民館の各分館で六月に接種を計画。つながるクリニック、JA県厚生連がそれぞれ協力するという。 (北原愛)

集団接種会場を確認する関係者ら=福井市体育館サブアリーナで


福井市体育館接種会場を確認

 福井市体育館サブアリーナは、新型コロナウイルスワクチン集団接種会場の一つ。五月九日の開始に向け、ワクチン接種実施本部の関係者らが十五日、パーテーションや動線表示などの設営を済ませた会場を確認した。
 もう一方の接種会場となる市防災センターで三月十一日に取り組んだ模擬訓練を踏まえ、会場全体をコンパクト化。医師の予診スペースと接種、健康状態観察スペースを近接させた。接種後の副反応に備え、健康状態の観察スペースには救急隊員を配置する。ワクチンの希釈や注射器への充●(じゅうてん)を行うためのクリーンブースはビニールで囲い、空気清浄器を置くなどした。
 集団接種の会場運営には、市医師会と市薬剤師会、県看護協会が協力。接種の流れに沿って各ブースを巡った市医師会の柏原謙悟会長は「動線も短くて良い」とコメントした。
(北原愛)

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