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羽生結弦 直前の宇野昌磨の得点「聞く気はなかったけど」耳に届きスイッチ入る【フィギュア世界国別対抗】

2021年4月15日 21時18分

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男子SP 演技をする羽生結弦(代表撮影)

男子SP 演技をする羽生結弦(代表撮影)

◇15日 フィギュアスケート世界国別対抗戦(大阪・丸善インテックアリーナ大阪) 男子ショートプログラム(SP)
 3月の世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)で3位だった冬季五輪2連覇の羽生結弦(26)=ANA=が今季のSPでの自己ベストを更新する107・12点をマークして2位となった。世界選手権3連覇のネーサン・チェン(21)=米国=が109・65点で1位だった。
 観客がスイッチを入れるのか、自身が観客からエナジーをもらうのか。ファンにはもうおなじみ、ロックスターをほうふつさせる黒の衣装に身を包んだ羽生は、無観客だった3月の世界選手権をしのぐ演技を披露し、観客は総立ちで拍手を送った。
 この日は直前に滑った宇野昌磨からもパワーをもらった。「日本語のアナウンスだったので、聞く気はなかったけど」。ミスを重ね、80点台にも届かなかった仲間の得点が耳に入った。「自分の演技にしっかり入り、自分のペースでやること」。チームへの貢献を考え、自身の演技に集中しながらも「最後の最後まで宇野選手とともに、力を借りて滑らせてもらった」と振り返った。
 冒頭の4回転サルコー、続く4―3回転の連続トーループは、いずれも5点満点のうち4点超の加点を引き出した。お得意のトリプルアクセル(3回転半)では着氷が乱れて減点となった。だが、頭をリンクにぶつけそうになりながら転倒をこらえる姿には意地のようなものが感じられた。
 得点ではチェンに敗れた。「やれることはやったと思うので、あまり順位は…。自分のこととしては前半のサルコーとトーループを初めてこのプログラムで決めることができた」。そうは言っても、競技者として悔しさは込み上げてくる。
 「世界選手権の悔しさは少なからずあって、リベンジしたい気持ちも少なからずあって。その気持ちを認めて、プラスアルファ、今日の演技のように自分が成長したことを見せられるよう、自分の演技に集中したい」。16日のフリーで挽回を期す。

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