紀平梨花SP4位 3回転半転倒、腰痛「ちょっとは良くなっている」フリーへノーミス誓う【フィギュア世界国別対抗】
2021年4月15日 18時52分
◇15日 フィギュアスケート世界国別対抗戦(大阪・丸善インテックアリーナ大阪) 女子ショートプログラム(SP)
今季の全日本女王で、3月の世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)は7位だった紀平梨花(18)=トヨタ自動車=が最終12番滑走で69・74点をマークして、4位となった。
この日も昨年12月の全日本選手権(長野)や世界選手権と同じように炎をモチーフにしたような赤と黒を基調にした衣装で登場した紀平は冒頭でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑んだものの、着氷で転倒。続く2本目の連続ジャンプは3回転トーループが回転不足(qマーク)という判定を受けた。しかし、3本目の3回転ループはしっかり成功させると、片手側転も披露。3つのスピンでは全てでレベル4を獲得した。
当初予定していたダブルアクセル(2回転半ジャンプ)から変更して挑んだトリプルアクセルでの転倒について「タイミングを合わせられなかった」と振り返った紀平だが、気持ちはいたって前向き。14日の前日会見で発症を明かした腰痛の状態を「ちょっとは良くなっている」と明かした上で、17日のフリーに向けて「絶対にノーミスをしたい。強気で楽しく、前向きでやっていきたい」と気持ちを切り替えた。
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