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【J1名古屋】主将丸山「僕に子ども生まれたこと取材してくれなかったので」誕生とゴール歓喜の『ゆりかごダンス』

2021年4月15日 06時10分

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名古屋―広島 前半、先制のゴールを決めた丸山(左から2人目)と「ゆりかごダンス」をする名古屋イレブン

名古屋―広島 前半、先制のゴールを決めた丸山(左から2人目)と「ゆりかごダンス」をする名古屋イレブン

◇14日 J1第19節 名古屋1―0広島(豊田ス)
 キャプテンマークを巻いた左腕を、天高く掲げた。前半22分、マテウスの左CKに遠いサイドへと走ったのは、グランパスの主将・丸山祐市(31)。広島のDF今津と競り合いながら頭に当て、ゴール右へ。チームの代名詞ともいえる「ウノゼロ(1―0の勝利)」をたぐり寄せる一撃を沈めた。
 「マテちゃん(マテウス)が素晴らしいボールを蹴ってくれたので、後は当てるだけだった。相手のマークが1本目(のCK)でボールウオッチャーになっている部分があったので、最後にうまく入れ替わって頭に当てられてよかった」
 いつもチームの先頭に立っている。ピッチ内で、誰よりもよく通る声でチームの守備を指揮し、時には鼓舞。この日もプレスへ向かう前線の選手へ「我慢、我慢!」と声を張り上げ、組織立った守備の中核を担った。フィッカデンティ監督も「去年から今年にかけてまた進化している」と絶賛する。
 次々と無失点記録を塗り替える守備にも、丸山はさらに高みを目指す。「後半のゲームの進め方は、チームとしてももっとやっていかないと。連戦の中でこういう厳しい状況になった時に失点してしまう可能性がある」。結果としてゼロに抑えただけでは満足しない向上心が、チームの鉄壁を支える。
 ゴール後にフィールドプレーヤー全員で披露したのは、自身の第2子、そしてDF宮原の第1子の誕生を祝う“ゆりかごダンス”。「3日のFC東京戦の時に(取材陣の)みなさんが僕に子どもが生まれたことを取材してくれなかったので、ここで決められてよかった」。これからも厳しい戦いを続ける主将が、自ら飛ばしたジョーク。緩んだほおに、攻守で勝利の立役者となった充実感が少しだけにじんだ。

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