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合掌造りの農家食堂 地元食材使いB級グルメ提供

2021年4月15日 05時00分 (4月15日 10時35分更新)
合掌かずらで始まった農家レストラン=南砺市立野原東で

合掌かずらで始まった農家レストラン=南砺市立野原東で

南砺の「縄っこ」ゲストハウスで

 築三百五十年の合掌造りのゲストハウス「合掌かずら」(南砺市立野原東)で、同市蓑谷の農事組合法人「縄っこ」が、調理場や広間などのスペースを借りて農家レストラン「縄っこ食堂」を開店した。毎月第二、第四日曜の午前十一時から、地元食材を使ったB級グルメ、なんなんまぶまぶ(ひつまぶし風ポーク丼)を提供する。 (松村裕子)
 メニューは二〇一一年に市内であった市代表のB級グルメを選ぶイベントでグランプリを獲得した丼で、野菜の小鉢や漬物、みそ汁、デザート付きの定食(税込み千円)と丼だけのテークアウト(同六百円)を用意。法人が生産したコメをはじめ、地元、城端地域で作られた野菜、油揚げやうなぎだれも地元産を使う。女性メンバー五人が調理し、リーダーの前田久美子理事(57)は「地元食材のPRになれば」と話す。
 家族連れなどの客は畳敷きの広間やいろり部屋などで味わった。同市福光、会社員川合真智子さん(50)は「甘辛いたれでだれでも食べられそう。桜ケ池の眺めもいい」と楽しんだ。用意した五十食は約二時間で売り切れた。
 法人はどぶろく造りを目指し、条件となっているレストランの運営を模索していたところ、かずらが飲食店に貸し出しを検討していることを知った。山田清志代表理事(51)は「どぶろく造りへの第一歩。来年造れたら食堂で提供したい」と意欲を見せた。
 かずらを営む東山浩二さん(39)は「宿泊客が外出しなくても食事ができるようになる。かずらにも借りる人にも客にもいい」と話した。

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