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2年ぶり 火消しの心意気 勝山で「走りやんこ」

2021年4月14日 05時00分 (4月14日 09時47分更新)
高々と投げられたまといを必死にキャッチしようとする消防団員=13日、勝山市長山町1で(山田陽撮影)

高々と投げられたまといを必死にキャッチしようとする消防団員=13日、勝山市長山町1で(山田陽撮影)


 消防団員がまといを手に勝山市街地を駆ける市の無形民俗文化財「走りやんこ」が13日、行われた。新型コロナの影響で昨年は中止となっており、団員が2年ぶりに作業服にヘルメット、長靴姿で走り、火消しの心意気を示した。
 12分団が出場し、2組に分かれて6分団ずつで、本町3の上後区左義長櫓会館前をスタート。長山町1の長山公園までの2.6キロを15区間に分け、各色のまといをつないだ。
 風は強く雨が降り出しそうな天候。まといを投げて次の走者に渡す長山公園上り口の石垣付近では、団員たちが「おりゃー」と威勢のいい声を上げてまといを放り投げた。石垣の上ではまといを捕れずに落とし、投げ直すシーンもあった。
 走りやんこは幕末の1855(安政2)年、勝山藩が長山公園付近に講武場を建てる際、消防組を色分け編成して作り上げたことが発端。この偉業を伝えるため、毎年の恒例行事として行っている。 (平林靖博)

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