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【富山】立山 特別な春 すぐそこに アルペンルート50周年 15日開通

2021年4月11日 05時00分 (4月13日 13時51分更新)

報道公開された立山黒部アルペンルート。除雪作業はほぼ終了した=9日、富山県立山町で(高岡辰伍撮影)


営業開始に向け点検作業が進む立山ロープウェイ=9日、富山県立山町で(高岡辰伍撮影)


 富山県立山町と長野県大町市を結ぶ立山黒部アルペンルートが十五日に今季の営業を始める。運営会社の立山黒部貫光(富山市)は準備作業を報道機関に九日、公開した。今年は全線開業五十周年にあたり、記念イベントもある。
 立山町側の標高二、三一六メートルの大観峰駅では九日、ロープウエーの上部に作業員二人が乗った状態で稼働させ、車輪「キャリヤローラー」に傷や摩耗がないかなどを点検した。高さ十五メートルの雪の壁「雪の大谷」がある室堂(標高二、四五〇メートル)周辺はほぼ除雪が完了し、ブルドーザーや除雪機が並んでいた。
 五十周年を記念し、より迫力のある雪の大谷を楽しんでもらおうと、開業から三十年ほどの間と同じように一車線のみの区間を設けた。バス車内から間近に眺められるほか、歩いて近くで見られる。
 新型コロナウイルス対策で今年も乗り物の客数を減らすほか、富山側出発点の立山駅発の立山ケーブルカーなどのウェブ予約を拡充する。専用の自動発券機も新設した。
 コロナの影響で昨年の入り込みは過去最少の二十三万人にとどまった。立山黒部貫光営業推進部の鹿野伸二次長は「国外客は厳しいが、初心に戻り国内にPRしていきたい」と話した。

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