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高齢者ワクチン接種開始 コロナ 県内施設入所者から

2021年4月13日 05時03分 (4月13日 09時52分更新)
モデル接種の対象となった高齢者施設で接種を受ける入所者=12日、福井市の白寿院新田塚ハウスで

モデル接種の対象となった高齢者施設で接種を受ける入所者=12日、福井市の白寿院新田塚ハウスで


 六十五歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が十二日に始まり、県内では高齢者施設の入所者、職員に優先してワクチン接種する「モデル接種」がスタートした。この日は福井市の百六十人、越前市の二十人、越前町の十五人が接種し、副反応が出た人はいなかった。残り十四市町でも十五日までに接種が始まる。(本田英寛)
 福井市では白寿院新田塚ハウスが対象施設となり、初日は入所者百二十六人、職員三十四人が接種を受けた。隣接する福井総合病院の医師二人、看護師五人で接種を行った。事前に問診票を記入し、直前にも体調を確認。接種後は副反応の有無を確認するために十五〜三十分間待機した。残りの入所者、職員計八十六人の接種は十九日に予定している。
 越前市ではわかたけ共済部特別養護老人ホーム「第3和上苑」の入所者と職員計二十人が接種した。普段はホールや会議などで使用する五階を会場にして、床にテープを貼って矢印を記すなど動線を分かりやすくした。入所者には職員が付き添いながら車いすに乗って会場に入り、混乱することなく接種を済ませた。笠島美智子施設長は「役割分担を決めておくことでスムーズにできた」と話した。苑の接種対象は、計百七十人で、一回目の接種は二十一日まで。
 越前町では光道園第三光が丘ハウスで接種した。
 県内での六十五歳以上へのワクチン接種は、三十四カ所の高齢者施設への入所者、職員ら四千七百二十九人へのモデル接種で開始。五月ごろからは市町ごとに在宅の一般高齢者への接種が始まる見込み。福井市では四月下旬ごろ、一般高齢者の自宅などへ接種券を発送するよう調整している。県内六十五歳以上の高齢者は二十三万人で、希望する高齢者が接種を終えるのは夏ごろまでかかる見込み。

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