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「祈りの場」に名建築あり 愛知登文会が発行

2021年4月13日 05時00分 (4月13日 05時00分更新)
シリーズ3作目となる「いのりのば編」を執筆した村瀬さん=名古屋市東区のカトリック布池教会で

シリーズ3作目となる「いのりのば編」を執筆した村瀬さん=名古屋市東区のカトリック布池教会で

  • シリーズ3作目となる「いのりのば編」を執筆した村瀬さん=名古屋市東区のカトリック布池教会で
  • 冊子の一こま。イラスト付きで用語を解説している
 国の有形文化財に登録された県内の寺社と教会を紹介する冊子「あいちのたてもの いのりのば編」を、名古屋市千種区の建築史家村瀬良太さん(43)らが執筆した。江戸期から昭和期にかけて建てられた十五の建造物を取り上げ、歴史的背景と建築技法を分かりやすくまとめた。
 取り上げたのは、昭和三十年代に戦災復興を果たした真清田神社(一宮市)、荘厳な堂内と付近の絶景が特徴の寂光院(犬山市)、中世ヨーロッパのゴシック様式を転用したカトリック布池教会(名古屋市東区)など。一項目につき四枚ほどの写真と短文で魅力を伝えている。建物散策を楽しむためのコラムや識者のインタビューも掲載した。
 読者に分かりやすく読んでもらうため、建築の専門用語をイラスト付きで説明するコーナーもある。村瀬さんは「難しい言葉を使わないように心掛けた。あまり知られていない建造物もあるが、多くの人に魅力を知ってほしい」と話す。
 A5判、五十六ページ。二〇一九年発行の「ものづくり編」と二〇年の「まなびや編」に続く三シリーズ目で、文化庁の補助金を基に、県国登録有形文化財建造物所有者の会(愛知登文会)が三千五百部を発行した。東海三県や東京、大阪など...

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