「日本一曲がらない男」が曲げてから本領 稲森佑貴、自身コースレコードの68【岐阜オープン】
2021年4月11日 18時16分
◇11日 ゴルフ・岐阜オープンクラシック最終日(岐阜県各務原市・各務原CC)
男子ゴルフの岐阜オープンクラシック最終日は11日、岐阜県各務原市の各務原CC(6883ヤード、パー72)であり、首位で出た竹谷佳孝(41)=エー・エム・エス=が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算7アンダーで優勝した。2020―21年賞金ランク1位(暫定)の稲森佑貴(26)=国際スポーツ振興協会=がこの日のベストスコア賞と並ぶ68で回り、今年初戦へ仕上がりの良さをアピールした。
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日本一曲がらない男は曲げてから調子を上げた。ノーバーディーで迎えた折り返しの10番。稲森が5番ウッドで放った第1打は「どチーピン」。大きく左に曲がり、OBまであと数センチのところに止まった。「ツアーでのOBは5年前が最後」というあわや珍事からの2打目を1・5メートルに付けた。このバーディーからスコアを3つ伸ばした。
1カ月前は渡米し、WGCワークデイ選手権に参戦した。帰国後は自主隔離となり、「バタバタの調整だったけど、試合勘を戻したい」と数年ぶりに今大会出場を決めた。この日は「60台は初めて」と自身のコースレコード...
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