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愛工大・鈴木敦也、天国の母に捧げる公式戦初先発勝利 「打たれるまではいこうと」6イニング1失点

2021年4月11日 17時48分

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6イニングを1失点に抑えた愛工大の鈴木敦也投手

6イニングを1失点に抑えた愛工大の鈴木敦也投手

 愛工大が東海学園大に7―1で勝利し、対戦成績を五分に戻した。愛工大は1回に駒沢俊星外野手(1年・北海道栄)の3点適時三塁打などで5点を先制して主導権を握ると、投げては先発の鈴木敦也投手(4年・愛工大名電)が6イニングを1失点と好投した。名城大は中部大に6―3で勝利し、対戦成績を1勝1敗とした。
 公式戦初めての先発マウンドを白星で飾った。大学では練習試合を含めて自己最長となる6イニングを投げた鈴木敦。テークバックの短い独特なフォームで最後まで力いっぱい左腕を振り切っての好投に「初回は少し緊張していて、思ったようなボールがいかなかった。疲れはあったんですけど、打たれるまではいこうと思っていました」と胸を張った。
 1回に2死からの内野安打と2四球で満塁のピンチを招くも、後続を打ち取って切り抜け、波に乗った。5回に1点を失うも、6回は自ら志願して続投。4安打1失点で序盤の大量リードを守り切った。
 元々は真上から投げ下ろすオーバースロー。1カ月前に平井光親監督(54)の勧めで、腕を下げたスリークオーター気味のフォームに変更した。長いリーチを生かしたスライダーは左打者の背後から外角へ逃げるように大きく曲がる。この日の東海学園大打線はスタメン9人中8人が左打者。「左打者には打たれたくない」と言う“左キラー”の本領発揮だった。
 9日は高校1年の時にがんで亡くなった母・恵子さんの命日だった。「すごく優しくて小学生の時には野球の送り迎えもしてくれた。結婚するなら母のような人としたいですね」と鈴木敦。大学初勝利のウイニングボールはその霊前に供えるつもりだ。

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