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【J1名古屋】2戦沈黙の攻撃陣 MF阿部が打開案 フィッカ監督厚い信頼「チーム1と言っていいほどプロ」

2021年4月10日 19時03分

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名古屋・阿部

名古屋・阿部

 名古屋グランパスは11日のJ1次節で大分と敵地で対戦する。前々節・FC東京戦(3日)、前節・湘南戦(7日)と2試合連続で無得点とゴールが遠いが、MF阿部浩之(31)が10日、決定力不足という課題解消に向けた腹案を明かした。チームは10日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。
 “沈黙”が続く攻撃陣の起爆剤となりそうなのが阿部。激しいチーム内競争にあって、ここまで出場機会は2試合(計60分)と限られているが、かつて所属したG大阪、川崎で7つのタイトルを獲得してきた優勝請負人だけに“即効性の薬”を常備している。
 「僕なら味方一人一人がよりいい状況をつくれるようなプレーができる。3人目の動きを引き出すためにワンクッション入れたり、距離感を縮めたり、わざと広げたりというのは常に考えている。90分間ずっと同じだと相手も守りやすい」
 阿部が目指すのは緩急自在の攻撃。マテウスらサイドアタッカーの強みを生かしつつも、それ一辺倒にならず、パス交換から中央突破を図るなど、相手守備に的を絞らせない攻め。周囲をうまく使いつつ、時には自らもゴール前に顔を出すなど、ピッチ中央でアクセルとブレーキを使い分けられるのが阿部だ。
 幸い「(試合に)出られる状態だったと思うし、ここ数年で一番いい状態」とコンディションはいい。「(出番は少なくても)ネガティブにならず、自分がやれることをやり続けるだけ」と臨戦準備にぬかりはなく、そんな姿勢にフィッカデンティ監督も「チーム1と言っていいほどプロとしての取り組みをしている」と信頼を寄せる。
 シュートのうまさなど高い技術に加え、勝負どころを見極める戦術眼、経験値の高さと、ベテランならではの武器は全て持っている。連勝ロード再び―。阿部がその水先案内人になる。

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