本文へ移動

異例のプロ注目『左投げ三塁手』が大活躍 愛工大名電の田村俊介投手「問題ない」最速145キロ&高校通算27発

2021年4月10日 14時17分

このエントリーをはてなブックマークに追加
三塁を守る愛工大名電・田村

三塁を守る愛工大名電・田村

  • 三塁を守る愛工大名電・田村
  • 試合前シートノックで三塁の守備に就き、一塁へジャンピングスローする愛工大名電の左腕・田村俊介
  • 1回に中越え三塁打を放つ愛工大名電・田村俊介
◇10日 春季高校野球愛知県大会1回戦 愛工大名電10―0一宮(5回コールド、小牧市民)
 投打で今秋ドラフト候補に挙がる愛工大名電(愛知)の田村俊介投手(3年)が、公式戦で初めて「左投げの三塁手」としてスタメン出場した。三塁打2本の2安打1打点の活躍で、コールド発進に貢献した。
 本職は最速145キロの投手だが、高校通算27本塁打の強打者としてもプロの熱視線を浴びる。背番号5で登録された春初戦は「2番・三塁」で出場すると、1回の第1打席で中堅右フェンス直撃の三塁打を放ち、3回にも右越えの適時三塁打。「チームとしてはいいスタート。個人的にはダメ。捉えきれなかった」と自身は辛口評価ながらも、スイングスピードの速さは際立っていた。
 一塁送球の際に体を開く必要があり、時間のロスが生じることから、通常は左投げの選手が一塁以外の内野を守ることはない。全国レベルの高校となると極めて異例だ。田村の場合は外野手のレギュラー3人が1、3、4番を打つ主力打者であることや、一塁手で打者走者と衝突するなどのリスクを避けるために三塁手を任されている。
 この日は打球が一度も飛んでこなかったが、試合前のシートノックでは巧みなグラブさばきからジャンピングスローを披露。田村は「やりたいと思ってやっている。(一塁へ)投げるのは逆になるけど、問題なくやっている」と真顔で話した。アイデアマンの倉野光生監督(62)も「右投げの一塁手のゲッツーの動きと一緒。左だから困るということはない」と違和感がないことを強調。「甲子園でサードも守ってみたい」。そう言い切る田村が春に左腕&三塁手の異色二刀流に磨きをかけ、最後の夏につなげるつもりだ。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ