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五輪代表 最後の1人誰に 50キロ競歩 あす輪島で日本選手権

2021年4月10日 05時00分 (4月10日 10時40分更新)
2019年4月、一斉にスタートする日本陸上競技選手権大会50キロ競歩の選手たち=輪島市河井町で

2019年4月、一斉にスタートする日本陸上競技選手権大会50キロ競歩の選手たち=輪島市河井町で

荒井、丸尾両選手が有力

 輪島市で十一日、日本陸上競技選手権大会50キロ競歩が開かれる。東京五輪の同種目の日本代表最後の一枠を決める選考を兼ね、有力者がしのぎを削る注目レース。市教委職員で、二〇〇七年世界陸上選手権に同種目の日本代表として出場した谷内雄亮(やちゆうすけ)さん(41)は「代表枠がかかる中、勝負どころで誰が抜け出すかが見どころ」と話す。 (日暮大輔)
 注目の荒井広宙(ひろおき)選手(富士通)は一六年リオデジャネイロ五輪銅メダル、一七年ロンドン世界陸上銀メダルなど国際大会での経験が豊富。谷内さんは「実績は頭一つ抜けている」と分析する。50キロで日本歴代二位の記録を持つ丸尾知司選手(愛知製鋼)も優勝候補という。
 輪島での日本選手権は昨年、新型コロナウイルスの影響で中止となったため二年ぶり。前回優勝した鈴木雄介選手(富士通)=能美市出身=と二位の川野将虎選手(旭化成)は既に五輪の切符を手にし、今大会は出場しない。「前回は鈴木選手がハイペースで引っ張った。今回は代表枠を狙い、けん制し合う展開が予想される」と谷内さん。「終盤に差しかかる35キロ付近で誰が主導権を取れるかが鍵」と見る。
 レースは十一日午前七時半にスタート。道の駅輪島ふらっと訪夢(ほうむ)(河井町)前発着の一周2キロの往復コースで競う。コロナ対策のため、主催の市や日本陸連は沿道での応援自粛を求めている。陸連は動画投稿サイトYouTube(ユーチューブ)などで大会の様子を生配信し、谷内さんが解説する。
 十日には全日本競歩輪島大会も開幕する。初日は中学生男女(3キロ)、高校一・二年男女(同)、全日本男女(10キロ)、U−20男女(同)。十一日は男女高校生(5キロ)と特別レース女子(20キロ)がある。五輪代表枠は女子も一枠空いており、この特別レースで陸連が定める派遣設定記録を上回れば、出場の可能性が残る。

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