本文へ移動

クニミツ山本GT500連覇だ カラーリング一新!ブランドのロゴかっこよく見せる!!【GT開幕特集】

2021年4月9日 10時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
新たにスタンレーカラーをまとったクニミツのホンダNSX

新たにスタンレーカラーをまとったクニミツのホンダNSX

  • 新たにスタンレーカラーをまとったクニミツのホンダNSX
  • 連覇に狙いを定める山本(左)。開幕戦はテストを担当した武藤(右)とコンビを組む
 国内屈指の人気を誇るスーパーGTが、シーズン開幕(11日決勝)を迎える。舞台は2年ぶりの岡山国際サーキット(岡山県)だ。GT500クラスは例年通り大混戦が予想されるが、昨季2度目の王者を獲得したクニミツの山本尚貴(32)が連覇に意欲を燃やす。開幕戦は病気療養中の牧野任祐(23)に代え、武藤英紀(38)と戦うが、乗り込むホンダNSXは昨季、陣営で4勝を挙げた最速マシン。メインスポンサーのブランドも「スタンレー」に変更され、新たな気持ちで新しい戦いに挑む。
   ◇   ◇
  王者の証、カーナンバー「1」は絶対に渡さない。そんな強い決意を込め、クニミツの山本が2021年シーズンに挑む。
 「目標は連覇です。昨年は(新型コロナで)富士と鈴鹿、もてぎだけだったが、今年は他のサーキットでも開催される。良いパフォーマンスを発揮したい」
 コロナ禍で変則開催となった昨季は3会場で全8戦を争ったが、海外戦こそ中止された今年は通常に近い6会場に拡大。特性の異なるサーキットでまんべんなく好成績を残し、再び頂点に立つことを目標に掲げた。
 開幕戦の岡山国際は2年ぶりの開催。新しい車両規則が昨年導入されたため、現行車両のレースデータはないが、3月上旬の公式テストで計253周もの走り込みを行い、タイヤ選択とともに適切な車体調整を進めた。ベストタイムも2日間の総合で4番手。悪くない仕上がりだ。
 「体制面が少し変更になり、一からのスタートになる部分はあったが、満足できる仕上がりになっています」。クルマつくりやレースの作戦面で重要な役割を果たすエンジニアの変更はあったが、テストを進めるうちに互いの理解を深めた。「良いクルマをつくってもらいました」と、納得できる状態で開幕を迎えることができた。
 今季はカラーリングが一新され、スポンサーのブランドも「スタンレー」に変更された。支援企業は昨季までのブランド「レイブリック」と変わらないものの、モチベーションが上がる材料の一つだ。「昨季はレイブリックの花道を飾れたので、新しいブランドの初年度も良いスタートを切りたい。スタンレーブランドをまとう責任もある。このロゴをかっこよく見せられるかどうかは僕次第」。プロドライバーとしての責任感を強く漂わせた。
 並行して参戦するスーパーフォーミュラ(SF)も昨季3度目の王者を決め、スーパーGTとのダブルタイトルを史上初めて2度も獲得した。今季もダブルタイトルとなれば、レジェンドと呼ばれる本山哲の国内最高峰フォーミュラ4回、GT3回の記録に並ぶ。「数字は誰が見ても分かりやすい。(いずれは)更新したいですね」と高い目標を掲げる。
 スポーツ選手は偉大な成績を残すと、徐々に闘争心が薄れていくものだが、山本は違う。「ただただ誰にも負けたくない」という負けん気の強さが原動力だ。昨季ともにタイトルを取った牧野が開幕戦に出場できない逆境も、闘争心に火を付けることになったはずだ。
 「1年を通して力強い戦いをしたい」。今年も山本を中心に日本のレースシーンは回っていく。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ