本文へ移動

開幕戦白星発進決めた王者をけん引する明大・石井優輝主将「目の前の試合に全力」

2021年4月9日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
高校でも主将だった明大DF石井(4)。強いリーダーシップでチームを引っ張る

高校でも主将だった明大DF石井(4)。強いリーダーシップでチームを引っ張る

◇関東大学サッカー「旬の男たち」
 第95回関東大学サッカー1部リーグ(東京中日スポーツ後援)が3日に開幕した。2連覇中の明大は白星発進。昨季までの主力がゴッソリと抜けた中、勝負強さを見せつけた。昨季に続いて今季も「関東大学サッカー 旬の男たち」を連載でお届けする。その第1回は明大DF石井優輝(4年・昌平)。王座防衛に向け、主将として死力を尽くす。
   ◇   ◇
 サッカー部創部100周年を迎えた明大は節目の年にリーグ3連覇が懸かるが、センターバックの石井主将は「プレッシャーが重くのしかかっている感じは全くありません」と気負いなく話す。大量12選手がプロ入りした昨季のチームよりも小粒になった感は否めないものの、その状況を冷静に受け止め、いい意味で開き直る。
 「去年のチームに比べて弱いことは全員が自覚できています。チーム全体で戦っていくしかありません。とにかく、目の前の試合で全力を尽くすだけです」
 完全に新しいチームへと生まれ変わったわけだが、その点を必要以上に深刻には考えていない。「成長曲線が未知数なので、逆に楽しみな気持ちの方が強いです」とワクワク感さえ漂わせる。そうしたプラス思考の支えになっているのは日々の濃密な練習。明大のトレーニングは強度が高いことで知られ、それをしっかりとこなせば、チームは絶対に強くなれるとの自負がある。
 「明治で積み重ねていることは絶対に間違いじゃないと思います。明治の選手としてすべきプレーをしていけば、3連覇という結果はおのずとついてくるんじゃないかと考えています」
 日頃の充実した取り組みは本番で必ず生きる。苦しい試合を物にするのが明大の真骨頂と言えるが、それは開幕戦でも見られた。来季からのJ1クラブ入り内定者を5人も抱える強豪、流通経大との正念場のゲームを3―2で制し、「これで勢いに乗れるかなと思います」と自信をつけた。
 素早い予測で相手の攻撃の芽を摘むほか、正確なロングフィードでも貢献するキャプテンはその一戦で存在感を発揮し、チームに勝利をもたらした。「2失点したので、反省点はありますけど、(コーチングで)味方をうまく動かすことができました」と、自身の守備に及第点。的確な判断からの縦パスで1アシストも記録した。今季も強いとの印象を残した王者。その中心で背番号4が躍動した。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ