みんな元気に「ハイ」 湖西市内小中校で入学式
2021年4月9日 05時00分 (4月9日 05時03分更新)
湖西市の全小中学校で八日、入学式が開かれた。昨年に続いて新型コロナウイルス感染防止対策を取っての入学式となった。六小学校で計四百四十九人、五中学校で計五百二人が入学し、少しの不安と大きな希望を胸に、新しい生活が始まった。 (桜井祐二)
白須賀小学校では、二十三人が入学した。鉢植えの花で飾られた会場に入場した新入生は、自分の名前が呼ばれると元気よく返事をした。式辞で広田明芳校長(51)が、交通安全、感染防止に気をつけて命を守り、自分から話し掛け、人の話を聞くようにして「勇気を出して挑戦するようにしてください」と呼び掛けた。新入生を代表して味岡志保さんが、広田校長から教科書を受け取った。
感染防止で、在校生の出席を見合わせ、来賓の数も減らした。会場の窓をあけ換気を良くした。新入生と保護者も座る間隔を広くした。国歌や校歌の斉唱も省略した。
◆特別支援学級設置 バリアフリーに対応
同校は四月から市として初めて、肢体不自由児童が通う特別支援学級が設置され、三人が入学した。階段昇降機が配備され、支援学級の教室近くの廊下などに手すりを設置、廊下と教室の段差をなくすため、引き戸からアコーディオンドアに変えた。
昨年度と市内の新入生数を比較すると、小学校で三十一人減、中学校では十八人減っている。
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