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県史編さんで収集、郷土の歩み語る5万点 県公文書館が資料公開

2021年4月9日 05時00分 (4月9日 05時00分更新)
今回、公開された盛田家文書の複写(手前)と、県史でこの資料が収録された箇所(奥)=名古屋市中区で

今回、公開された盛田家文書の複写(手前)と、県史でこの資料が収録された箇所(奥)=名古屋市中区で

 県公文書館(名古屋市中区)は、県史を編さんするために収集した歴史資料の公開を始めた。県内外の資料館が所蔵する貴重な文書などの複写約百十二万点のうち、第一弾として整理作業を終えた約五万点。データ化されて気軽に見ることができ、同館が利用を呼び掛けている。
 県は一九九八年度に県史の編さんを始め、二〇一九年度末で刊行が完結した。古代から現代までをまとめた通史編十冊、歴史的資料を活字にした資料編三十六冊、分野別にまとめた別編十二冊がある。収集した資料は県民の共有財産だとして公開を決めた。
 第一弾は、尾張徳川家や名古屋の材木商だった神戸(かんど)家、いずれも知多地域の庄屋だった盛田家、中埜半左衛門(なかのはんざえもん)家に伝わる文書など計五万三百八十七点。尾張藩主の日記や江戸時代の大地震の被害まとめ、酒造業の経営状態を示す書類などがある。県史に収録されなかった資料も含まれる。
 原本をデジタルカメラで撮影したりマイクロフィルムにしたりしてデータを保存しており、所蔵者の意向に沿って紙に印刷するかデータのままで公開。公文書館の検索システムで資料を探し、紙の場合は書庫から出してもらい、データは専用のパソ...

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