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Tシャツ販売 右肩上がり 自由にデザインしネット注文

2021年4月9日 05時00分 (4月9日 10時11分更新)
インクジェットプリンターで作られたオリジナルデザインのTシャツ=中能登町二宮のデジタルプリント工場で

インクジェットプリンターで作られたオリジナルデザインのTシャツ=中能登町二宮のデジタルプリント工場で

中能登・丸井織物 金沢で生産能力強化へ

 自由にデザインしたオリジナルTシャツを注文できる、中能登町久乃木の合繊織物製造「丸井織物」の販売サイト「Up−T(アップティー)」などのインターネット販売が好調だ。同社はさらなる需要を見込み、十五日から子会社の倉庫精練(金沢市)に生産ラインを新設し、生産能力を強化する。 (大野沙羅)
 「Up−T」は、顧客がネット上で思い思いにデザインしたTシャツなどのプリントアウトを手掛けるサービス。一点から注文でき、最短三日で届くのが強みという。
 これまでは同町二宮の旧越路小学校舎を活用した工場で一括生産していた。だが、一般的な工場と比べ各部屋が狭く、作業効率を上げるのが難しい。さらに同所ではなかなか働き手が集まらない課題もあった。
 そこで学生など多数のアルバイトを募集しやすい金沢市で、高速のインクジェットプリンター六台を配備し、生産ラインを新設。作業効率は一・五倍になり、一日最大六千枚を生産できるようになる。災害など非常時に備え、リスク分散も目的だという。
 宮本米蔵(よねぞう)副社長(60)によると、売り上げは新型コロナウイルスの影響で昨春に一時落ち込んだが、長期的には二〇一五年の開始当初から右肩上がり。数枚だけ注文する個人客が増えており、二〇年はネット販売全体で約十九億円を売り上げた。二六年に七十二億円を目指す。宮本副社長は「身の回りのものを自分らしくしたいという要望に応えられる。幅広い年代の方にぜひ一度使ってみてほしい」と呼び掛ける。

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