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魚津で愛される酒に 本江酒造が新銘柄「天弧酔」

2021年4月9日 05時00分 (4月9日 10時08分更新)
村椿晃市長(右端)に天弧酔発売を報告する右から宮内尚恵さん、長岡貴啓さん、浜多雄太さん、吉本光里さん、窪田祐司さん=魚津市役所で

村椿晃市長(右端)に天弧酔発売を報告する右から宮内尚恵さん、長岡貴啓さん、浜多雄太さん、吉本光里さん、窪田祐司さん=魚津市役所で

異業種から意見、アイデア

 魚津市本江新町の本江酒造は8日、新銘柄の純米吟醸酒「北洋 天弧酔(てんこすい)」を発売した。市内の和食、酒販、映像制作・デザイン、和菓子の専門家たちの意見やアイデアを集め、異業種交流の中で「魚津の人と食に寄り添う酒」「若い世代に日本酒、料理文化を伝える酒」を目指した。 (松本芳孝)
 天弧酔は、穏やかな香りと料理が進むきれのよい後味が特徴の辛口の酒。魚津の水の魅力を発信し、市民に広く親しんでもらおうと、市内の鴨川からわき出る清水「てんこ水」から命名した。
 ラベルは国登録有形文化財の東山円筒分水槽や魚津の水循環をイメージ。QRコードから、天弧酔の情報や飲んだ人の感想が見られる会員制交流サイト(SNS)に接続できる。
 開発は昨年夏ごろにスタート。同社女将(おかみ)の宮内尚恵さん(51)、日本料理「浜多屋魚津駅前店」の店主で名誉唎酒(ききざけ)師の浜多雄太さん(36)、長岡酒店代表の長岡貴啓さん(45)、映像制作・デザインなどを手掛ける「MINGLE」の吉本光里さん(32)が、目指す味やラベルデザインなどを話し合ってきた。
 今年に入り、富山市総曲輪三のショッピングモール「SOGAWA BASE」内にある和菓子製造販売「もちもなか源七」代表で魚津出身の窪田祐司さん(30)も仲間に加わった。同店では十一日までの限定で、天弧酔と桜もちの斬新なコラボ商品販売も行う。
 八日、宮内さんら五人が市役所を訪ね、村椿晃市長に天弧酔発売を報告した。宮内さんは「日々の晩酌で飲む、市民に長く愛される酒にしたい」と話した。
 初回出荷分の一升瓶百八十本、四合瓶三百六十本は生酒。以降は火入れした酒を出していく。価格は一升瓶三千円、四合瓶千五百四十円(いずれも税込み)。長岡酒店と富山市のリカーポケットみずはた、高岡市のなかやす酒販で販売する他、魚津の飲食店にも出していく。

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