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70年展に重文「洛中洛外図屛風」 高岡市美術館 きょう開幕

2021年4月9日 05時00分 (4月9日 10時06分更新)
6年ぶりに展示される重文「洛中洛外図屛風」=高岡市美術館で

6年ぶりに展示される重文「洛中洛外図屛風」=高岡市美術館で

 高岡市美術館は九日開幕する創立七十周年記念展で、同市の勝興寺が所蔵する重要文化財(重文)の「洛中洛外図屛風」を特別展示する。五月五日まで。美術館での展示は約六年ぶり。
 同寺の洛中洛外図屛風は江戸時代前期の作で、京都の名所や活気あるまちなかの様子が六曲一双(ろっきょくいっそう)にきらびやかに描かれている。美術館では北陸新幹線が開業した二〇一五年に展示した。寺では一八年の茶会で公開されたのが最後で、常設展示されていない。今回は多数の重文がある寺の平成の大修理竣工(しゅんこう)を記念した。
 記念展のタイトルは「笑(ゑ)まふ〜ほっこりコレクション」。「笑まふ(えまう)」は「ほほ笑む」「花のつぼみがほころび咲く」を意味する古語で、地元ゆかりの大伴家持の和歌にも詠まれている。棟方志功がミミズクを描いた板画をはじめ、有名作家が動植物を題材にした思わず笑みがこぼれる絵や工芸品など百点近くを紹介する。月曜休館(三日は開館)。高校・大学生三百円、一般五百円。 (網信明)

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