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【石川】コロナ交付金で「巨大イカ」完成

2021年4月8日 05時00分 (4月8日 10時03分更新)
町内外の家族連れらが遊具として遊ぶ、イカの駅つくモールに完成した巨大なイカのモニュメント=石川県能登町越坂で(加藤豊大撮影)

町内外の家族連れらが遊具として遊ぶ、イカの駅つくモールに完成した巨大なイカのモニュメント=石川県能登町越坂で(加藤豊大撮影)

  • 町内外の家族連れらが遊具として遊ぶ、イカの駅つくモールに完成した巨大なイカのモニュメント=石川県能登町越坂で(加藤豊大撮影)
  • イカの駅つくモールに完成した巨大なイカのモニュメント=石川県能登町越坂で(加藤豊大撮影)

能登町・つくモール 疑問の声も 町「誘客に」

 石川県能登町越坂(おっさか)の観光交流施設「イカの駅つくモール」で、町が制作した巨大なイカのモニュメントが完成した。設置を巡っては財源に新型コロナウイルス感染症対策の国の地方創生臨時交付金約二千五百万円を充てることに疑問の声もあった。町担当者は「愛称を公募するなど来場者に楽しんでもらう仕掛けをし、感染症収束を見据えた誘客強化を図る」と説明する。(加藤豊大)
 モニュメントは高さ四メートル、全長十三メートル、幅は最大九メートル、重さ五トン。全国有数の水揚げを誇る同町小木港特産のスルメイカをPRしようと、町が昨年七月町議会で町負担分五百万円を含む設置費計三千万円の予算を提案して可決。十月から施設外で制作され、今年三月末に敷地内の入り口近くに移されて仕上がった。
 家族連れらが遊んだり写真撮影を楽しんだりしている。同県かほく市から息子二人と来た男性(40)は「費用は高いと思うが、インパクトがあった。子どもが遊ぶ場所があるのはありがたい」。金沢市から二歳の息子と来た女性(35)は「滑り台など遊ぶ機能があったらもっと良かったのに」と話していた。
 町担当者は「今後、来場者にアンケートをとって誘客効果を検証し、利活用法のアイデアを募る。会員制交流サイト(SNS)での発信効果もあれば」と期待した。 

【メモ】地方創生臨時交付金=新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として政府が創設した自治体向け交付金。2020年度第1〜3次補正予算で総額4兆5000億円を計上した。申請があった自治体に配分。感染防止のほか地域経済活性化などに幅広く使えるのが特徴。感染症患者を受け入れた医療機関への支援金や宿泊施設を活用したテレワーク推進など、全国で多様な活用例がある。一方、スキー場のライトアップや公用車購入など各地で感染症対策との関連有無や活用法の是非が問われるケースもある。


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