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内房マダイ乗っ込み第一波! 勝山港「新盛丸」から出船

2021年4月8日 05時00分

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マダイは他の魚以上に一匹がうれしい。その笑顔よく分かりますよ〜

マダイは他の魚以上に一匹がうれしい。その笑顔よく分かりますよ〜

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春本番を迎え、各地からマダイの乗っ込み情報が届く中、ここに来て赤丸付き急上昇なのが内房・富浦沖だ。関東エリアで指折りのマダイ釣り場がいよいよ乗っ込み態勢に入ったと聞けば行かねばなるまい!? 早速、同釣り場を得意とする勝山港「新盛丸」に取材釣行して参りました〜(中日釣ペン・粕川晃)

◆大型登場も秒読み

<釣り場&概況> 富浦沖は勝山港から航程20分ほどで岸からも近く比較的、風に強い釣り場だ。4月初旬現在のタナは水深45メートル前後の場所を釣っている。釣れているのは0.7〜2.5キロ級でトップ3〜4匹ほど。4キロ、5キロといった大ダイの登場も秒読み段階と思われる。
 ゲストとして体高のある40センチ超級の特大アジもよく釣れている。サバもいるがうるさいほどではなく、タイかと思ったらサバだったりその逆もあったりで、「釣り人が飽きないように気付け薬的な存在(笑)」だ。サバよりもフグが多いのには閉口する。大型のトラフグも交じっているため、釣れれば超ラッキーなのだが、大抵はアタリも分からないままに針を取られてしまうから、針の予備は多めに持参したい。
 今後の見通しについては「年によって前後しますが、ゴールデンウイークごろまでは楽しませてくれると思いますよ」とマダイ船担当の艫居克芳(ともい・かつよし)船長。
 乗っ込み期のタイは非常にセンシティブで、ちょっとした状況変化で爆釣したり食い渋ったりを繰り返す。現在は乗っ込み第一波といえそうで、マダイの乗っ込みなら第二波第三波もウエルカムだ。

◆“ゆっくり”が効果的 ハリス4号通し仕掛け

<タックル&仕掛け> 当日筆者が使ったタックル&仕掛けは図の通り。最近のコマセマダイではテーパー仕掛けが主流となりつつあるが、一般的なハリス4号の通し仕掛けでも構わない。
 テーパー仕掛けのメリットは、付け餌をタナ(マダイの遊泳層)に早く届けやすく、誘いも効きやすいことが挙げられる。
 一方、通しハリス仕掛けの場合は付け餌がゆっくりとタナに入り、誘った場合(特に誘い下げ)もゆっくりと動くため、乗っ込みマダイにはこちらの方が効果的なこともある。どちらの仕掛けでもその特性を理解した上で誘い、釣り方と合わせ、釣りを組み立てていきたい。

◆指示ダナは厳守!!下げたら絶対にダメ

<釣り方> ビシを投入したら指示ダナよりも3メートル下まで(40メートル指示なら43メートルまで)おろし、仕掛けがなじむのを5、6秒待ってからコマセを振り、リールを巻いて指示ダナに合わせてアタリを待つのが基本。
 一にも二にもタナの厳守が重要で、これは船長も口を酸っぱくして言うところ。乗っ込み期のマダイは特に敏感になっていて「船中一人でもビシを指示ダナよりも下におろす(ビシ投入時の+3メートルまでは許容)とサッと反応が消えることがあります」とのことだから、リールのカウンターはあてにせず道糸のマーカーでしっかりとタナ取りしたい。
 どうしても「タイが浮いてこない」「もっと下を釣りたい」場合は、仕掛けを長くする、テーパー仕掛けのサルカンをより重い物にする、ハリスにガン玉を打つなどで対応しよう。とにかく勝手な判断でビシを指示ダナより下げることは絶対にご法度だ。
 コマセワークや誘いもゆっくりと静かに行うのも、この時季の警戒心の強いマダイ対応策。「下手に誘いを掛けるくらいなら、なにもせずじっと待っている方がいいことも多いですよ」と船長で、当日もその指示を守り貴重な一匹を手にした方もいた。
 また普段なら餌を食ったマダイは一気に反転し少し走ったりするのだが、この時季は餌を食ってからの動きが緩慢な個体が多いように感じる。そのせいか針掛かりが浅くヤリトリ中にバレることも多いので、巻き出す前にアワセを入れることをオススメする。強く鋭いアワセは不要で、アタリが出て竿先が海中に引き込まれてから、竿を手にし(ここまでは通常期と同じ)大きく竿を持ち上げるようにアワセればOKだ。
<船宿メモ> 新盛丸=(電)090(6086)3239。マダイ乗合料金1万1000円(オキアミコマセ、氷付き)。午前4時半集合(季節により変わるので要確認)。
<交通> 館山道・鋸南富山ICを出て右折し勝山港へ。港内では「新盛丸」の看板矢印に従い、漁協の所を右折し、しばらく行くと左側に新盛丸の船着き場。船着き場前に無料駐車場あり。

◆マダイに釣戦!大型チャンス 茨城〜静岡 船蝶会所属中の船宿で

 マダイの釣法は大きく分けて、コマセ釣り(ウイリー釣り含む)、一つテンヤ、タイラバの3種。他にも内房伝統釣法で手バネ竿を使った「シャクリマダイ」、釣ったイカを泳がせて大ダイを狙う「イカダイ」などもある。乗っ込みの時期は各エリアによって微妙に違うが、春は特大が食ってくる可能性が高い。せっかくのチャンスをムダにしないためにも心と体の準備をして沖へ繰り出しましょう! 本命をゲットして船上で笑顔の花を咲かせてください。

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