本文へ移動

巨大な食卓?おかしな新施設 春華堂、浜松で12日開業

2021年4月8日 05時00分 (4月8日 05時02分更新)
12日にオープンするスイーツバンクの北棟。椅子やテーブルを巨大化したユニークな外観が特徴だ=浜松市中区神田町で

12日にオープンするスイーツバンクの北棟。椅子やテーブルを巨大化したユニークな外観が特徴だ=浜松市中区神田町で

  • 12日にオープンするスイーツバンクの北棟。椅子やテーブルを巨大化したユニークな外観が特徴だ=浜松市中区神田町で
  • 自家製パンや地元食材を使った料理が楽しめるカフェ「とらとふうせん」=浜松市中区神田町で
  • 赤い貯金箱をイメージした浜松いわた信用金庫のキャラクター「ピギー」のオブジェ=浜松市中区神田町で
 「うなぎパイ」で知られる菓子製造販売の春華堂は12日、本社機能を兼ねた複合施設「スイーツバンク」を浜松市中区神田町に開業する。食卓に見立てたユニークな外観が特徴で、来場者は小人になったような気分を味わえる。市内2カ所にある既存の集客型施設とも絡め、新たな観光名所にすることを目指す。 (久下悠一郎)
 施設は旧本社工場の跡地7034平方メートルに建設。2階建ての北棟(延べ約1864平方メートル)と南棟(同782平方メートル)を構える。「家族だんらん」をテーマに、一般的な椅子やテーブルの13倍の大きさの形状に設計した。建設費は公表していない。
 北棟1階には限定商品もそろえた売店のほか、自家製のパンや地元食材を使ったランチやスイーツが楽しめるカフェ「とらとふうせん」を併設。2階に勤務する社員の食堂も兼ね、来店者がパソコンを広げて仕事をすることもできる。
 南棟には、現在は約500メートル北にある浜松いわた信用金庫の森田支店が移転して入る。「ちょっとおかしな信用金庫」と銘打ち、欧米の古風な銀行を模した内装で統一。赤い豚の貯金箱がモチーフの新キャラクター「ピギー」のオブジェを屋外に設置し、金融機関の「お堅い」印象とは一線を画す。各種講座や会議での使用を想定したコミュニティースペースもある。
 春華堂の集客型施設は、工場併設のうなぎパイファクトリー(西区)、食育体験ができるニコエ(浜北区)に続き3カ所目。非日常的な空間に仕立てたスイーツバンクを新たに加えることで回遊性を高めるとともに、地元生産者らとの協業を加速させたい考えだ。
 間宮純也常務は、新型コロナウイルス禍で注目される近場観光「マイクロツーリズム」の普及を見据え、「これまで接点がなかった人にも来てもらいたい。地域と共栄し、まちづくりに貢献したい」と語った。

関連キーワード

PR情報