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写真と言葉 平和つむぐ 延期のウオークに代えて

2021年4月8日 05時00分 (4月8日 10時46分更新)
平和や環境へのメッセージが添えられた写真が並ぶ会場=金沢市古府町で

平和や環境へのメッセージが添えられた写真が並ぶ会場=金沢市古府町で

金沢のカフェ 国内外の100枚展示

 平和や環境問題への思いを写真とメッセージで伝える「Peace(ピース) & Earth(アース)の写真展」(ピースウオーク金沢など主催)が、金沢市古府町のカフェ「メロメロポッチ」で開かれている。新型コロナウイルスの感染拡大によって延期された昨年のピースウオークに代わり、国内外から寄せられた百枚が並ぶ。五月二十九日まで。 (榊原大騎)
 ピースウオークは、二〇〇一年九月十一日の米中枢同時テロ事件を契機に、平和を訴える行進として始まった。十月で二十周年を迎えるため、実行委は今年を「ピースウオーク年間」と位置付け、今年三月にも実施した同ウオークのほかにさまざまなイベントを企画。写真展はその一環だ。
 昨年は環境団体「地球の未来をリデザインする会」(金沢市)と共催し、平和と環境問題の両面を訴えながら市内を行進する計画だった。しかし、新型コロナの影響で延期せざるを得なくなり、代替としてインターネット上で広く写真とメッセージを募集。日本全国や米国から百枚以上が集まった。
 展示では、子どもや大人の笑顔、植物の写真にそれぞれ「何げない生活ができる幸せ。それが平和なこと」といった思い思いの言葉や文章が添えられている。これらの写真とメッセージを収録したフォトブックも二千二百円(税込み)で販売中。会場などで買い求められる。
 実行委の一人、水野スウさん(74)=津幡町=は「一覧で展示できるのは紙媒体ならでは。みんなの笑顔を見て、こんな方法で平和への思いを表現できるのかということを感じてもらえれば」と呼び掛ける。

10日「沖縄日記」上映

 十日には、同じくメロメロポッチで映画「ちむぐりさ〜菜の花の沖縄日記」を上映する。
 映画は、十五歳から三年間、那覇市のフリースクールで過ごした珠洲市の坂本菜の花さん(21)を巡るドキュメンタリー。おじいやおばあから戦争体験を聞き、米軍機炎上事故の被害者らとの交流を重ね、沖縄の明るさの裏にある痛みに気づき、自らの問題として受け止めていく。
 菜の花さんは在学中、本紙でコラム「菜の花の沖縄日記」を連載。それが沖縄テレビの目に留まったことが、映画製作のきっかけとなった。
 午前十時からと午後二時からの二部制で、入場料はワンドリンク付きで二千円(高校生は千円)。水野さんは「沖縄の現状を知り、一人一人が自分ごととして見られる映画。平和を考えるきっかけになれば」と呼び掛けている。
 メロメロポッチの営業時間は、店舗の会員制交流サイト(SNS)で毎週月曜か火曜に一週間ごとに更新する。(問)水野スウさん076(288)6092

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