【FC東京】ディエゴオリベイラ今季初2発 DF渡辺が札幌FW吹っ飛ばし一発退場 後半には両軍10人に
2021年4月7日 21時16分
◇7日 J1第8節 FC東京2―1札幌(味の素スタジアム)
FC東京がFWディエゴオリベイラ(30)の今季初の1試合2発で2試合ぶりの白星を挙げた。5試合連続負けなしで、勝ち点を15に伸ばした。
札幌のピッチを幅広く使う攻撃に手を焼いたFC東京。決定機こそ与えなかったものの、なかなかチャンスをつかめない。ようやく前半21分、右サイドからDF中村拓のクロスを左サイドから走り込んだFWアダイウトンが頭で合わせたが、大きく枠を外れた。リズムが出始めた同29分、札幌FW小柏をDF渡辺剛が吹っ飛ばし、一発退場。この日もボランチだった森重をセンターバックに下げ、数的不利を補った。
後半に入ると、徐々にペースをつかみだし、同10分、ディエゴオリベイラが札幌のDF金眠泰(キム・ミンテ)に倒され、ペナルティーエリア左外でFKを得る。金眠泰にはイエローカード。ところが、前半に渡辺剛が一発退場を受けたシーンとほぼ同じとあって、東京の選手は、VARでの確認を荒木友輔主審に“要求”。すると、荒木主審はイエローを取りやめ、レッドカードを提示した。
これでともに10人となり、同16分にこのFKを起点にディエゴオリベイラが決めて先制。その8分後、再びディエゴオリベイラが自ら得たPKを蹴り込み突き放し、札幌の反撃も1得点に抑えた。
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