本文へ移動

【石川】エムザ「3年で黒字に」 熱田社長 1年以内にビジョン

2021年4月7日 05時00分 (4月7日 10時03分更新)
経営方針を話す熱田隆明社長=6日、金沢市の中日新聞北陸本社で(西浦幸秀撮影)

経営方針を話す熱田隆明社長=6日、金沢市の中日新聞北陸本社で(西浦幸秀撮影)


 金沢市武蔵町の百貨店「金沢エムザ」を運営する「金沢丸越百貨店」の熱田隆明社長(52)は六日、「三年以内に黒字転換を目指したい。早いうちに赤字を『止血』し、魅力ある百貨店づくりをしていく」と語った。赤字体質からの脱却に向け、一年以内に経営改革ビジョンをまとめる。新任あいさつで同日、金沢市の中日新聞北陸本社を訪れ、明らかにした。
 金沢エムザは三月三十一日付で運営会社の経営権が名古屋鉄道(名古屋市)からディスカウントスーパーの「ヒーロー」(茨城県牛久市)に移り、四月一日に「めいてつ・エムザ」から店名を変更し、再スタートを切った。
 エムザは郊外の商業施設やネット通販との競合激化などで、二〇二一年三月期は五年連続で最終赤字となる見通し。熱田社長は経営改革ビジョンの中身について「数カ月間で問題点を洗い出し、どういう対応をするか考える」とし「短期的には問題点が分かり、取り掛かれるものから、どんどん進める。コロナ禍が落ち着いたら、すぐ成果が見える施策もやる」と説明した。
 従業員に対しては「厳しい状況を乗り越えるためには、気持ちを切り替えることが大切。みんなで同じ方向を向くことが、新しい百貨店をつくっていくためには必要だ」と訴えた。
 テナントの入れ替えは未定といい、本業のディスカウントスーパーの入居についても「ヒーローありきではなく、武蔵地区で何が求められているかを見極める」と、地域のニーズを重視する考えを示した。
 また、築五十年近くがたち、老朽化が進む建物の耐震工事については「問題意識としては持っている」としつつ「優先順位として一番ではない。どうやっていくかは白紙の状態だ」と述べるにとどめた。

関連キーワード

PR情報

北陸発の新着

記事一覧