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「五輪反対!」の音声消えた NHK聖火リレー配信30秒間 「状況に応じ対応」認める

2021年4月7日 05時00分 (4月7日 10時44分更新)
善光寺近くを走る聖火ランナーを一目見ようとする観客たち=1日、長野市で

善光寺近くを走る聖火ランナーを一目見ようとする観客たち=1日、長野市で

 NHKがネットで行っている東京五輪の聖火リレーの生配信で1日、「オリンピックに反対」などという沿道からの声が聞こえた途端に音声が約30秒間途絶えた。NHKは取材に「さまざまな状況に応じて判断し、対応した」として、技術的な問題ではなく意図的に音声を消したと認めた。異論を封じ込めるような行為は許されるのか。 (古川雅和)
 「公共放送と言いながら、あるものをないことにしようとするとは信じられない」。長野市で一日にあった聖火リレーで抗議行動をした市民グループ「オリンピックいらない人たちネットワーク(復刻)」の江沢正雄さん(71)はこう憤った。
 音声が消えたのは同日午後七時すぎ。善光寺から約二・五キロ離れた市役所前広場までがコースだった聖火リレーで、七人目の走者がスタートして約一分後に起きた。沿道から「オリンピックはいらないぞ」「オリンピックに反対」といった声が聞こえると突然、音声が消えた。無音の状態が約三十秒続いた後、音声は徐々に戻った。
 同グループはもともと、一九九八年の長野冬季五輪に反対の声を上げるために結成された。この日はメンバー十一人がリレーコースそばの広場に集合。午後六時すぎから、...

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