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吃音症のラッパー、20歳の春 豊川出身・達磨さん、言語聴覚士目指す

2021年4月6日 16時00分 (4月6日 16時00分更新)
過去の経験について語る達磨さん=愛知県豊橋市内で

過去の経験について語る達磨さん=愛知県豊橋市内で

  • 過去の経験について語る達磨さん=愛知県豊橋市内で
  • 高校生RAP選手権で戦う達磨さん=2018年3月、千葉市の幕張メッセで(達磨さん提供)
 滑らかに話せない「吃音(きつおん)症」のハンディを乗り越え、ラッパーとして活躍する男性がいる。愛知県豊川市出身の達磨(だるま)さん(20)=本名壁谷裕誉(ひろたか)=だ。テレビドラマに出演するほどの人気となったが、吃音症のリハビリに携わる言語聴覚士を目指し、4月から専門学校に通うことになった。「同じ悩みを抱える人の救いになりたい」と意気込む。 (斎藤徹)
 症状を自覚したのは中学時代。話したくても言葉に詰まり、相手に理解してもらいにくくなった。高校一年の時に症状が急激に悪化。授業で指名されても、言葉が出ず、クラスメートから冷たい視線を浴びた。
 その頃、テレビで自閉症のラッパーGOMESS(ゴメス)さんが、自身の境遇を歌詞にしたラップを披露しているのが目に留まった。「自分にもできるかも」。試しにまねをすると、なぜかすんなり言葉が出てきた。以降、毎日のように放課後に公園で音楽を流しながら、仲の良い地元の友達らとラップの腕を磨いた。
 「会話中に言葉が詰まっても友達は待ってくれた。友達に恵まれたからこそ、今の自分がいる」。友達と技を磨いた経験を元に、活動名を「達磨」に決めた。
 高校二年の時、千...

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