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夕歩道

2021年4月6日 16時00分 (4月6日 16時00分更新)
 このところ何かと話題の渋沢栄一によれば「四十、五十は洟(はな)垂れ小僧、六十、七十は働き盛り」だと。時代が渋沢基準に追い付いてきたようで、七十歳まで普通に働く社会が現実味を帯びてきた。
 七十歳までの就労機会確保を企業の努力義務とする改正高年齢者雇用安定法が施行された。七十歳すぎまで収入を伴う仕事を続けたいと願う人は男女とも半数を超えている由。流れは変わるまい。
 少子高齢化で社会保障を支える現役世代は減る一方。ならば、現役世代の枠を広げて、支えられる側から支える側へ。「人生七十古来稀(まれ)なり」とか言っている場合ではないか。隠居への道は遠く。

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