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<ユースク> 各務原の写真店、57年前に大垣の聖火リレー撮影

2021年4月6日 05時00分 (4月6日 15時08分更新)
警察車両に先導され、大通りを駆けるランナー=大垣市で(江崎さん提供)

警察車両に先導され、大通りを駆けるランナー=大垣市で(江崎さん提供)

  • 警察車両に先導され、大通りを駆けるランナー=大垣市で(江崎さん提供)
  • 聖火リレーを見ようと、大勢の観客が集まった=大垣市で(江崎さん提供)
 前回の東京五輪が開幕する直前の一九六四年十月一日、大垣市を走った聖火リレーのモノクロ写真が、各務原市那加門前町の写真店「エサキカメラ」で見つかった。「撮ったことも忘れていた。よく残っていた」。撮影した本人で、情報を寄せた江崎賢一社長(82)は懐かしむ。
 警察車両に先導されて大通りを駆けるランナー、後に従う伴走者、様子を見ようと集まった人々…。五十七年前の写真には、事故を起こさないよう警戒する警察官なども写り、開幕直前の熱狂ぶりが伝わる。
 当時、大垣市に通勤する会社員だった江崎さん。ディーゼルエンジンの設計業務の傍ら、趣味で写真撮影を楽しんでいた。聖火リレーが大垣を走ると聞き、記録に残そうとカメラ持参で出掛けた。
 撮影スポットに選んだのは、大垣市中心部のビルの屋上。「大勢の人が集まっていた。トーチからも煙が上がり、いかにも『聖火』という感じだった」と振り返る。
 撮影したこと自体も長く忘れていたが、今回も聖火リレーが県内を走ることを知り、「撮ったような気もする」と思い出した。記憶をたどって家の中を探し、空き缶に保管していたフィルムの中から、当日のものを見つけた。
 聖火リレーは四日、再び大垣市を通り、江崎さんが住む各務原市も回った。「密」を避けるため、テレビで家族と聖火リレーを見守った江崎さんは「新型コロナの影響で前回よりも規模が縮小し、少し寂しかったけれど、無事に終えられてよかった」と話した。 (大山弘、成田はな)
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