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『ウマ娘→競馬に興味』への拒否反応、見受けられるが…私だって『声優→短波ラジオ→競馬』だった

2021年4月6日 06時00分

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ウマ娘

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◇記者コラム「ターフビジョン」
 高校時代からのゲーム・アニメの友から久々に電話があった。「強い馬の育成法を教えてくれ」という。聞けば競走馬(の魂が入ったという設定の女性キャラ)育成ゲーム「ウマ娘」にはまったとか。
 TVアニメが年明けから2期。構想4年の末、2月にリリースのスマホゲームはソーシャルゲーム界の注目を全部持っていく勢いのメガヒット。知ってはいたが、牡馬もみんな女性キャラになってたりする設定がすとんと落ちなくて触らずにいた。SNS周辺では「ウマ娘から競馬に興味を持った人たち」への、特段理由の見えない拒否反応をしばしば目にする。
 旧友と話してみると、ゲームが中心の話だけに、キャラ(=馬)の特性を、どうしても設定されている能力指標(パラメーター)で把握したがる傾向が見えた。従来の競馬ファンの抱く違和感は、おそらくそのあたりにありそうだ。
 けれど、振り返って考えれば私だってあまり人のことは言えない。短波ラジオを手にしたのは声優などでも活躍した小森まなみさんのラジオ番組「赤坂学園新鮮組」のため。そこから競馬中継にいざなわれ、競馬番組の骨格はダビスタで覚えた。
 個人的には「ウマ娘」に深入りしようとは思わないが、競馬への入り口は人それぞれ。彼らも実馬の疾走を見るようになって、いずれ真の意味での「仲間」になってくれると信じたい。(若原隆宏)

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