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若岡さん(金沢学院大)世界V カポエイラ男子64キロ

2021年4月6日 05時00分 (4月6日 10時07分更新)

若岡伶さんが金沢市のにし茶屋街で撮影し、世界大会優勝を決めた動画の一こま(池崎雄一さん提供)

佐藤さん(金沢星稜大)準V

 二〜三月にオンラインで開かれたブラジル発祥のスポーツ「カポエイラ」の世界大会男子64キロ級で、ともに初出場した金沢学院大二年の若岡伶さん(19)=金沢市出身=が優勝、金沢星稜大三年の佐藤和樹さん(20)=新潟市出身=が準優勝した。二人は競技の普及や技の向上に意欲を新たにしている。 (小川祥)
 カポエイラは、かつてブラジルに連れてこられたアフリカ出身の奴隷が格闘技とダンス、音楽を組み合わせて生み出した文化、スポーツ。宙返りなどのしなやかな動きや華麗な足技を繰り出していく。

佐藤和樹さんが新潟市で撮影し、準優勝を決めた動画の一こま(池崎雄一さん提供)

 世界大会は世界カポエイラ連盟(アゼルバイジャン)が主催。コロナ禍の影響で従来の対面式ではなく、事前に撮影した約一分間の動画で技のキレなどを競った。男子64キロ級には若岡さんと佐藤さんを含め、ブラジルやアゼルバイジャンなどから計六人が出場。若岡さんは金沢市のにし茶屋街で二本、佐藤さんは新潟市の複合施設「朱鷺(とき)メッセ」周辺で三本それぞれ撮影した動画で挑んだ。
 若岡さんは幼稚園児、佐藤さんは小学一年生から教室「ゲトカポエイラ」(金沢市南森本町)で技を磨いてきた。二人を指導する準師範の池崎雄一さんは「若岡さんはダイナミックさとスピード、佐藤さんはクリエーティブさを十分に発揮してくれた」とたたえる。
 若岡さんらは五日、市役所を訪れ、山野之義市長に報告。若岡さんは「まさか優勝できるとは思っていなかった。カポエイラをさらに広く知ってもらうため、競技に励みたい」と強調した。佐藤さんは「最後、負けてしまったので悔しさは残る。もっと空や大地からのエネルギーを表現できるよう練習していく」と力を込めた。
 山野市長は「金沢、そして北陸がカポエイラの聖地になるよう、さらに頑張ってもらいたい」とエールを送った。

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