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ホームで負け越しビジターで通算14勝12敗…中日・小笠原が輝く“青のユニホーム” どこで勝っても1勝は1勝

2021年4月5日 11時55分

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先発し、阪神打線相手に力投する小笠原

先発し、阪神打線相手に力投する小笠原

◇渋谷真コラム・龍の背に乗って ◇4日 阪神3―1中日(京セラドーム大阪)
 近本の先頭打者アーチ、陽川の決勝打を含め、小笠原が打たれた5安打のうち、4本は追い込んでからだった。もったいないとは思うが、5イニング2/3を2失点なら及第点。与田監督は、開幕前から「今年は柳と慎之介がどれだけ一本立ちできるかにかかっている」と言った。僕もそう思う。シーズンオフ、彼ともそんな話をした。
 待ち遠しい今季初勝利。そこで「次」の話を書く。「どこに勝っても1勝は1勝」。チームを指揮する監督が、よく口にするフレーズだ。巨人を倒さねば優勝はない、は事実だが、過度に意識すると足をすくわれる。この考えは、恐らく正しい。では「どこで勝っても1勝は1勝」という考えはどうだろう?
 相手は選ばないが、場所は選ぶ。小笠原はそういう投手だ。バンテリンドームでの通算成績は2勝13敗、防御率4・59。ビジターでは14勝12敗、3・77。将来的にはもちろん場所を選ばないエースになってもらいたいが、僕がなぜ小笠原の現状を許容した上で、優勝へのキーマンだと思うのか。それはこのチームの投手には「内弁慶」が多く、それゆえ長年ビジターでは苦戦が続いているからだ。
 硬く、高い(と感じる)本拠地のマウンドは、明らかに投手仕様。エースの大野雄や松葉など、ホーム得意の投手は何人も見てきたが、その逆はめったにいない。マウンドの形、そこから見える風景や色…。この数字をもたらした理由は、他にもある。恐らく小笠原は後から投げる先攻の方が、リズムをつくりやすいのだ。
 そこで「次」の話をする。次節は全てホームで5試合。先発が1人余る。その1人をあえて小笠原にして、13日からのアウェーの巨人戦に回す。そうすると、その次も彼が最も得意とする(防御率2・84)の横浜で投げられる。「どこで勝っても1勝」。この考えも正しいとするならば、彼にはなるべく青のユニホームで投げさせる方がいいということになる。
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