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日本一ファンキー♪ 「武商吹部」CDデビュー 定期演奏会で元気届ける

2021年4月5日 05時00分 (4月5日 09時49分更新)

定期演奏会で踊りを交えながらCD収録曲などを披露した植田教諭(中央)と部員たち=越前市文化センターで


 武生商・武生商工高校(越前市)の吹奏楽部が演奏するファンクやソウルの名曲を収録したCDが、全国発売された。新型コロナウイルスの収束が見えない中、「日本一ファンキーな吹奏楽部」と呼ばれる同部が、持ち前の豊かな表現力で元気を届ける一枚だ。顧問の植田薫教諭は「感無量。ノリノリの曲ばかりなので、ぜひ楽しんで」と勧める。 (中場賢一)

全国発売されたCDを紹介する富山さん(左)と宮本さん=越前市文化センターで

 同部は部員が歌って踊るなど、観客を巻き込んだステージを繰り広げる。CDのタイトルは「究極の吹奏楽〜Funky植田薫&武商吹部編」。出版社「ロケットミュージック」から制作依頼を受け、新型コロナの影響でコンクールの中止が相次いでいた昨年十一月、越前市のいまだて芸術館でレコーディングした。
 六十人ほどの部員に加え、米国出身のドラマー、マーティー・ブレイシーさんやニューオーリンズスタイルのジャズバンド「BLACK BOTTOM BRASS BAND(ブラック・ボトム・ブラス・バンド)」がゲスト参加した。今春卒業した前部長の富山千愛さん(18)は「コロナでイベントがなく、久しぶりの演奏で緊張した。武商吹部の演奏した音が何年も残っていくのがうれしい」と振り返った。
 CDには、植田教諭が編曲した一九七〇年代から近年までのソウル、ファンクの名曲など十二曲を収録。定価二千八百円で三月三日に発売された。アマゾンのオンラインサイトでは、発売前からクラシックランキングで一位となり注目を集めた。植田教諭によると、CDの全国発売は同部にとって初めて。現部長の宮本怜奈さん(17)は「演奏がCD化されることはすごい経験」と喜んだ。
 四月三、四の両日は越前市文化センター大ホールで、CD発売記念も兼ねた定期演奏会を開催。会場ではCDを特別価格で販売した。演奏には富山さんら卒業生も加わり、CD収録曲も披露してステージを盛り上げた。植田教諭は「なかなか(CD化)のタイミングがなかったが、やっとこういう形ができた。コロナ禍の中、生徒たちのいい目標になった」と話した。

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