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テレワーク時代の新人研修 「雑談」に企業が注目

2021年4月5日 05時00分 (4月5日 05時00分更新)
マスクをしていると笑顔も伝わりにくいと説明する新規開拓のセミナー資料

マスクをしていると笑顔も伝わりにくいと説明する新規開拓のセミナー資料

  • マスクをしていると笑顔も伝わりにくいと説明する新規開拓のセミナー資料
  • 笑顔の手本を見せる朝倉千恵子社長
 今年も新入社員が社会でのスタートを切った。一年前は新型コロナウイルスの感染拡大と新人研修の時期が重なり、多くの社が対面式の研修を急きょオンラインに切り替えた。日常の業務でもテレワークが広がって迎えた今年は、どんな研修をすべきなのか。あえて仕事以外の話をする「雑談」の時間を取り入れるなど、時代に合わせた教育の在り方を探る動きが広まっている。 (海老名徳馬)
 「一時は会社を辞めたいと思った」。昨年四月に東京の広告関係の会社に入った男性(23)は振り返る。
 新人研修はリモートに、配属後もテレワークが続いた。直接顔を合わせる機会がないため、相手のことがよく分からない。画面越しに先輩から「そんなことも分からないの?」と言われてつらかった。
 救いは毎日最低一時間、新入社員が先輩に自由に質問や相談ができる制度だ。コロナ禍前の対面式からオンラインに切り替わったが何でも話すことができた。
 感染の第一波が落ち着いたころ、「続ける自信がない」と打ち明けた。突然、「今から温泉に行こう」と誘われた。風呂でゆっくり話すうち、心も温まった。「雑談」の力。「心をケアしてもらえて辞めないで済んだ」と話す。
 互いに直接...

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