谷村新司の動画配信は『誰もやったことがない』サービス「自分専用の放送局を設立するようなもの」
2021年4月4日 19時20分
シンガー・ソングライターの谷村新司(72)が4日、リサイタル2021「THE SINGER」を開催中の東京・国立劇場で記者会見を開き、新しい公式動画配信サービス「タニムラテレビ(タニテレ)」をスタートすると発表した。
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今回の「タニテレ」はYouTubeなどの既存大手プラットフォーマーを通じてサービスを提供する“間借り”ではなく、個人でオリジナルのプラットフォームを作成して自由自在にサービスを提供できるのが大きな特徴だ。谷村も会見で「誰もやったことがない」と胸を張った。
同サービスを手がけるベンチャー企業、ミスターフュージョンの山崎大介・取締役最高執行責任者(COO)は「例えば外科医が手術のシーン動画を他の医師とネット動画で共有したいと思っても、YouTubeでは血まみれの生々しい映像はNG。極端な主義主張などの動画も大手プラットフォーマーが不適切と判断すれば流せない。しかし個人でオリジナルのプラットフォームを作ればそうした制約はない」と説明。動画に意図しない広告を付けられたり、膨大な動画コンテンツの中に埋もれて探すのが大変といったデメリットも回避でき、谷村のような膨大な作品を保有するアーティストにとって今回の取り組みは「自分専用の放送局をネット上に設立するようなもの」という。
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