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「ロナウドの怒りが幼い命を救う」 判定に怒って捨てたキャプテンマーク、慈善オークションで845万円落札

2021年4月3日 11時34分

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クリスティアーノ・ロナウド(AP)

クリスティアーノ・ロナウド(AP)

 ポルトガル代表の主将、FWクリスティアーノ・ロナウド(36)が怒って投げ捨てたキャプテンマークが慈善団体と連動したオークションで6万4000ユーロ(約845万円)の高額で落札されたことが2日、分かった。拾ったセルビアの消防士が、難病と闘う生後6カ月の乳児の治療費を集めるために出品したもので、セルビア国営放送などは「ロナウドの怒りが幼い命を救う」と報じた。
 ロナウドがキャプテンマークを投げ捨てた試合は3月27日にベオグラードで行われたワールドカップ欧州予選のセルビア対ポルトガル戦。2-2で迎えた終了間際のロスタイム、ロナウドはシュートを放つも主審からゴールが認められず、大激怒。腕に巻いていたキャンプテンマークを投げ捨て、試合終了のホイッスルが鳴る前にピッチを去った。
 ピッチ脇で試合を見ていた地元の消防士、ドルジェ・ブキセビッチさんは「オークションに出すいいチャンスだ」と感じ、捨てられたキャプテンマークを回収。脊髄性筋萎縮症を患う生後6カ月のガブリロ・ジュルジェビッチちゃんの家族が治療費を募っていたことから慈善団体と連携するオークションサイトに出品した。
 ガブリロちゃんの母親ネバナさんは「知らない人たちがキャプテンマークを拾い、オークションにかけ、息子を助けてくれるとは。信じられません」と話した。
 脊髄性筋萎縮症は、新生児1万人に約1人の割合で発症する難病で、約9割が2歳までに死亡するといわれる。ガブリロちゃんの治療には3億円程度かかる見込みで、慈善団体は、さらなる支援を募っている。

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