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開幕からの連続試合『6』…中日・先発投手の未勝利記録 オープン戦での不安からシーズンのブルペンに回るツケ

2021年4月2日 10時55分

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中日―巨人 6回表、マウンドで京田(右)と言葉を交わす松葉=1日

中日―巨人 6回表、マウンドで京田(右)と言葉を交わす松葉=1日

◇渋谷真コラム・龍の背に乗って ◇1日 中日1―3巨人(バンテリンドームナゴヤ)
 6回、逆転を許してなお無死一、三塁。松葉が降板したところで、開幕からの連続試合は「6」に伸びることが確定した。先発投手の未勝利記録である。6人でスタートした開幕ローテはこれで一巡。2敗はいずれも先発(柳と松葉)についているが、2勝はリリーフ(藤嶋、鈴木)についている。
 「まだ始まったばかりじゃないか」と言われるかもしれないが、裏を返せば「始まる前に懸念した通り」でもあるのだ。オープン戦での先発投手の防御率は7・42。調整過程とはいえ、炎上を繰り返していた。開幕後は4・15。これを良化していると受け取るのは、あまりにも楽観的だ。6人のうちクオリティースタート(6イニング以上、自責点3以下)をクリアしたのは、小笠原(6イニング無失点)と大野雄(7イニング2失点)のみ。オープン戦での不安をそのままシーズンに持ち越している。
 試合後の与田監督は、松葉を責めなかった。確かに6回の集中打には味方の失策がからんでいるし、5回までは安心して見ていられた。ただし、先発が早いイニングで降板するツケは、当然ブルペンに回る。のべ登板人数は巨人の24人に対して、中日は30人。昨季からの出場選手、ベンチ入りの増枠にくわえ、今季は9イニング打ち切りルールがあるとはいえ、疲労は蓄積する。やはり「白星は先発に」がドラゴンズの野球の基本形なのだ。
 「良しあしがあるけど、次の登板に使える状況になっていると思うし、しっかり合わせてくれた。期待しています」
 12球団で先発に白星がついていないのは、DeNAと中日だけ。与田監督の言葉には焦りもいら立ちもない。2日の阪神戦からは2巡目に入る。藤浪とのマッチアップを制し、福谷に白星がつくことを信じよう。

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