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元短距離選手・北見 壁を駆ける クライミング転向1年で日本代表に

2021年4月1日 05時00分 (4月1日 05時02分更新)
2024年パリ五輪で採用されるクライミングのスピード種目で台頭する北見宗和=茨城県龍ケ崎市で(本人提供)

2024年パリ五輪で採用されるクライミングのスピード種目で台頭する北見宗和=茨城県龍ケ崎市で(本人提供)

 2024年パリ五輪で採用されるスポーツクライミングのスピード種目で、遅咲きの成長株が今季の日本代表に名を連ねた。この種目を始めて1年の北見宗和(28)。陸上の短距離をやっていた経験も生かして急成長を遂げ、「チャンスが巡ってくれば五輪も目指したい」と前を見据える。
 3月のスピード・ジャパンカップが、人生初の代表入りにつながった。予選で3番目に速い6秒53を出し、国際大会派遣標準記録の6秒70を突破。決勝はミスもあって5位に終わったものの、高い潜在能力と伸びしろを示した。
 高校まで取り組んだ陸上の短距離は、全国区での活躍がなく、周囲の勧めで大学からクライミングを始めた。ルートを読み解く力が求められるボルダリングにのめり込んだが、日本はこの種目の層が厚く、やはり目立った結果を残すことはできなかった。
 スピード種目への転機は昨年1月。通っていた東京都内のジムで、スピード強豪国のインドネシアから来日していた選手たちと出会った。誘われて東京都昭島市の専用壁に向かい、初めてスピードに挑戦。トップ選手の無駄のない登りを目の当たりにして、「洗練された動きだな」と引き込まれた。
 もともと知り合いだった縁...

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