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本店とは別に「松阪本店営業部」存続へ 5月発足の三十三銀

2021年4月1日 05時00分 (4月1日 05時01分更新)
 三十三フィナンシャルグループは、傘下の三重銀行(三重県四日市市)と第三銀行(同県松阪市)が合併して五月一日に発足する三十三銀行について、新たに本店となる現在の三重銀の本店とは別に、第三銀の「松阪本店営業部」を存続させ、駐在の担当役員を置く。関係者への取材で分かった。
 合併後に本店所在地ではなくなる第三銀本拠の松阪財界への配慮に加え、三重県南部の支店網の中心としての機能を維持する目的もある。関係者は「三井グループの祖三井高利を生んだ商都・松阪では、銀行の本店がなくなることを不安がる声もある。引き続き地元銀行として責任を果たすため、きちんと声の届く体制を残したい」と話した。
 本店所在地の異なる地方銀行同士の合併では、本店でなくなる側の銀行の旧本店所在地に「本店営業部」を置き、バランスを取った先行事例がある。二〇二〇年十月に合併した十八親和銀行(長崎市)は旧親和銀本店に佐世保本店営業部(長崎県佐世保市)を、今年一月発足の第四北越銀行(新潟市)は旧北越銀本店に長岡本店営業部(新潟県長岡市)を置いている。 (中野祐紀)
中日BIZナビ
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