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「HSP」の対処法紹介 浜医大の高田名誉教授が出版

2021年4月1日 05時00分 (4月1日 05時03分更新)
本を出版した浜松医科大の高田明和名誉教授

本を出版した浜松医科大の高田明和名誉教授

 とても繊細で敏感な気質のある人を指す「HSP(Highly Sensitive Person)」。浜松医科大の高田明和名誉教授が、自身の経験と脳科学の知見から「HSPとグレーゾーンな人たち−『私、HSPかもしれない』と思ったら読む本」(廣済堂出版)を出版した。 (細谷真里)
 HSPは五人に一人の割合で存在すると言われ、光や音、人の言動や動作を感じる能力が高く「向こう見ずな人に少し冷静になるように促し、リスクを最小限にするためにアドバイスできる必要不可欠な人たち」であると高田名誉教授は説明する。一方、それゆえに、余計な情報も拾ってしまったり、周りの空気や雰囲気などを読みすぎたりしてしまう。心と身体が影響され、周りに振り回されやすい、と指摘する。
 本書では、HSPと病気との違いや、繊細さ・敏感さゆえの「落ち込み」のメリットなどを解説。別の人の視点や角度から考えてみるなど、生きづらさを解消する対処法も提示している。高田名誉教授は「違い、個性を生かし、より幸せな人生を送ることが大事だと思う。この本がHSPかもしれないグレーゾーンの人にとって、そのヒントになれば」と話している。百九十一ページ、千五百四十円。

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