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加熱式たばこ ごみ収集車が各地で発火 名古屋市 ライターと同じ危険物扱いに

2021年4月1日 05時00分 (4月1日 05時00分更新)
2020年11月、出火したごみ収集車の消火活動をする消防隊員ら=名古屋市緑区で(同市環境局提供)

2020年11月、出火したごみ収集車の消火活動をする消防隊員ら=名古屋市緑区で(同市環境局提供)

 収集車が回収したごみに紛れ込んだ加熱式たばこや電子たばこによるとみられるぼやが、各地で相次いでいる。環境省は二〇二〇年度、正しい処分方法や周知に関する本格的な調査に乗り出した。従来は不燃ごみとして扱っていた名古屋市は四月から、ライターと同じ「発火性危険物」として回収を始めるほか、電池単体の場合はリサイクルを呼び掛ける。 (竹田佳彦)
 環境省によると発火原因は、捨てられた加熱式たばこなどに組み込まれたリチウムイオン電池。収集車がごみを圧縮時、壊れた電池から可燃性の電解液が流れ出て発火するとみられる。担当者は「普及に伴い、出火の報告も増えた。電池容量が多い加熱式たばこの充電器具が目立つ」と話す。
 名古屋市環境局によると、一八年度に収集車で起きた火災二十七件のうち、加熱式たばこや携帯式充電器に使われたリチウムイオン電池などが原因とみられる火災は三件だった。一九年度には三十三件中十件に急拡大し、二〇年度も三月二十四日時点で三十一件中十件と高い水準が続く。以前はカセットこんろの使用済みガスボンベによる火災が多かったが、逆転した。
 市担当者は「不燃ごみは水分をほとんど含まないため、ごみ収集時に電...

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