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クラウドファンディングで病院応援 コロナ禍で広がる市民の善意

2021年4月1日 05時00分 (4月1日 05時00分更新)
16年走り続けてきたさくら総合病院のドクターカー

16年走り続けてきたさくら総合病院のドクターカー

 長引くコロナ禍は、感染患者を受け入れてきた病院の経営にも打撃を与えている。資金不足を補うため、インターネットを使って寄付を募る「クラウドファンディング(CF)」を活用する医療機関も増えてきた。地域の医療を支える病院を応援しようと、市民の善意も広がっている。 (細川暁子)
 約四百床を持つ中規模の民間病院「さくら総合病院」(愛知県大口町)。交通事故現場などに駆けつけて患者を搬送するドクターカーを買い替えるため、CFで一千万円を目標に、二十三日まで支援を募っている。
 同病院では昨年七月、院内で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生。外来診療の停止や手術の延期などの影響で、翌八月の一カ月分だけで前年比一億円の減収となった。昨年十二月からは二十床でコロナ患者も受け入れてきたが、院長の小林豊さん(47)は「経営は今もギリギリの状態」と打ち明ける。
 同病院は二〇〇五年ごろにドクターカーを導入し、二十四時間の救急対応をしてきた。消防署からの要請を受け、医師や看護師らが乗り込んで現場へ。車内では、搬送途中でも患者に薬剤や点滴の投与、診察などを行うことができる。昨年は三百三十七回出動した。
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