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県がコロナ注意報発令 施設クラスター 26人に感染拡大

2021年3月31日 05時03分 (3月31日 09時54分更新)
 杉本達治知事は三十日、介護老人福祉施設「文珠苑」(福井市北山町)でクラスター(感染者集団)が発生するなど県内外で新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を受け、県感染拡大注意報を同日から四月十二日まで発令すると発表した。県外への往来を減らすため、県民の県内宿泊料金を割り引くキャンペーンは五月末まで延長する。 (本田英寛、玉田能成)
 注意報の発令は五回目。臨時会見した杉本知事は「年度末と花見シーズンで、人出が増えることを踏まえた」と説明した。文珠苑では三十日、文珠苑の入所者と職員合わせて九人の新規感染が発表され、感染者は二十六人に増えた。直近一週間の県内新規感染者は三十人(おおむね十〜二十人が発令基準)となり、病床占有率も12・5%(同10%程度)に高まった点も理由に挙げた。
 杉本知事は「全国の状況を見ても会話時のマスクが重要だ。会食、飲食、職場での会話時にはマスクを着用してほしい」と呼び掛けた。五人以上の会食はテーブルを分け、テーブル間の移動をしないことや、花見でもマスクを着用し、人混みを避けることも求めた。
 新年度に就職、転勤、入学などで来県する人には、来県前は多人数での会食など感染リスクの高い行動を控えることを要請。県民には、県外からの来県者の歓迎会は来県後二週間が経過してから行うよう求めた。

県民の宿泊割引5月末まで延長

 四、五月の大型連休(GW)では県外よりも県内での旅行を促すために、県民の県内宿泊料金を50%割り引く「ふくいdeお得キャンペーン」の実施期間を、現在の四月二十七日から五月末まで延長する方針も表明した。

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