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大迫 代表で自身初ハット 大差ついても手綱緩めず「普通じゃないですか? 点取りたいので」【W杯アジア2次予選】

2021年3月31日 06時00分

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後半、ハットトリックを達成し、浅野(左)と抱き合う大迫

後半、ハットトリックを達成し、浅野(左)と抱き合う大迫

◇30日 W杯カタール大会アジア2次予選F組 モンゴル0―14日本(千葉・フクダ電子アリーナ)
 日本が14発で圧勝し、5戦全勝の勝ち点15で首位をキープ。次戦に勝てば、最終予選進出が決まる。前半13分、MF南野拓実(26)=サウサンプトン=が予選初戦から5戦連続となる得点を決めて先制すると、FW大迫勇也(30)=ブレーメン=がハットトリックを達成するなど大量得点した。10得点以上は24年ぶり、14得点は日本の国際Aマッチ史上2番目、W杯予選では最多となった。
 日本の同予選は1年4カ月ぶり。本来はモンゴルで行われる予定だったが、新型コロナのため開催地が変更。日本はアウェー扱いで無観客だった。
 日本不動のワントップが、代表では自身初のハットトリックを達成だ。ブレーメンで苦闘が続く大迫が、鬱憤(うっぷん)を晴らすかのようなゴールショーを演じた。
 2アシストした25日の韓国戦後、「得点を取れれば良かったけど、切り替えて次は得点を狙いたい」と口にした通り、ゴールを求める男はやはり”半端なかった”。1点目は1―0の前半23分、吉田の縦パスを足元に収めて軽やかに反転すると、冷静に右足でネットを揺らした。代表では2019年9月以来となる歓喜の瞬間が、ストライカーを目覚めさせた。
 前半だけで5―0と大差がついても、手綱を緩めなかった。「後半の45分間があるのでもったいない。やるからには点を取ろうと全員で話していた」(大迫)。後半10分には鎌田の折り返しを押し込んで2点目を挙げる。これでも、得点意欲は少しも収まらない。
 「前の選手なので、普通じゃないですか? 点を取りたいので」
 そうさらりと言ってのけるエースは、終了間際に浅野からのパスを受けて3点目。W杯予選でのハットトリックは、2012年6月のヨルダン戦で本田圭佑が達成して以来の離れ業となった。
 「(W杯で勝てるチームになるには)おのおのが、各チームでしっかりと存在感を出さないと。特に、僕がそう。クラブでも絶対にチャンスが来るので狙っていきたい」
 点取り屋・大迫勇也が、自らの存在価値を証明した圧巻の夜だった。

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