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リニア残土埋め立て計画、取り下げ求め要望書 飯田・龍江の住民ら

2021年3月31日 05時00分 (3月31日 05時01分更新)
 リニア中央新幹線建設工事で発生する残土の埋め立て候補地となっている飯田市龍江地区の住民有志らでつくる「龍江の盛土を考える会」は三十日、候補地計画の取り下げを求める要望書を、JR東海や佐藤健市長などに送付した。
 候補地の地権者や、残土を埋め立てる清水沢川の下流域の住民ら約五十人でつくる同会は、二〇一八年の発足以降、有識者を交えた勉強会を重ね、埋め立ての安全性を検討してきた。
 要望書では「広大な集水域を持つ渓流を埋め尽くす計画は危険性が高く、人命にかかる重大なリスクが想定される」と指摘。「地権者や流域住民の同意も得られない。早急に候補地計画の解消を」と訴えている。
 自宅が下流域にある林平吉会長(67)は「JRは住民に寄り添っている姿勢が見えない。安心してほしいという気持ちが届いていない」と話し、誠意のある対応を求めた。龍江地区では、地区を流れる清水沢川上流の候補地四・五ヘクタールに、市内のトンネル掘削工事で発生する残土四十万立方メートルを運ぶ計画があり、JRが地元説明や測量を続けている。 
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