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もんじゅ、ナトリウム海外搬出視野に 連絡協議会で文科省方針

2021年3月31日 05時00分 (3月31日 05時00分更新)
もんじゅの廃炉作業に関する連絡協議会に出席する桜本副知事(右)=県庁で

もんじゅの廃炉作業に関する連絡協議会に出席する桜本副知事(右)=県庁で

 高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)の廃炉作業に関して、文部科学省は三十日、冷却材に使うナトリウムの処理方法の考え方を示した。海外に搬出し、水酸化ナトリウムに変えた上での利活用を「主たる選択肢」として挙げた。二〇二二年十二月までに具体的な搬出計画を示す。
 文科省、県、敦賀市などが参画する「もんじゅ廃止措置に係る連絡協議会」がオンライン方式で開かれ、文科省側から説明があった。
 もんじゅでは金属ナトリウムを高温で液状にして冷却材に使っている。文科省は、水酸化処理して「水酸化ナトリウム」に変える技術を持つ企業を海外で確認できたとし、海外への搬出・産業利用を視野に入れていく。金属ナトリウム状態での利活用も検討する。
 もんじゅでは一八年八月から、核燃料の抜き取り作業を実施しており、当初から作業が完了する二二年十二月までにナトリウム、使用済み核燃料それぞれの搬出計画をまとめることになっている。
 この日の協議会では、県庁から参加した桜本宏副知事が「残り一年九カ月だが、搬出先やスケジュールなどがはっきりとしていない。関係省庁と調整して進めてほしい」と求めた。使用済み核燃料の搬出は、より困難が予想され「加...

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